すたまっく

オタクがオタクらしくオタクだからこそできることを模索しています。

Escapeが長く支持されている

久々にリクエストアワー2017の「Escape」を観た。

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この時のセンターは斉藤真木子

去年のリクアワあたり?からセンターに真木子が入るようになった。やっぱり真木子いいなあ。ディスクでは、真木子とAKBのゆりあがたくさん抜かれていて嬉しい。李苑の表情もいい。もうすべてが好きだ。

Escapeは特定の支持層がないはずなのに、毎年ランクインしている。2.3年前はかなり高順位にいた。やっぱり、SKEらしさの一つを表す曲だなと思う。私の思うSKEらしい曲というのは、オキドキバンザイVenusのような明るくはつらつと動きの激しい曲と、Escapeのようなスタイリッシュでかっこいい曲の2つだと思っている。

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特にEscapeは、照明やスモークなどの舞台演出もキーとなる曲だ。大型のコンサートでは、イントロに入る前にリミックスがあったりオリジナルのダンスパフォーマンスが入ったりする。毎回演出を楽しみに見ている。まさにパフォーマンス重視の楽曲だ。

6時間かけても振りが入らなかったというメンバーもいるくらい難関なダンスをしているらしいが、リズム音痴なので難しそうな動きをしているということしかわからない。なんかステップ踏むの難しそう。

ダンス楽曲というイメージが強く、高橋みなみのダンス選抜や紅白歌合戦で披露されたりと、48グループ全体で共有されている楽曲になりつつある。

やっぱり、アレンジが利く曲というのがいい。

色々な演出パターンがあるから毎回飽きずに見ることができる。それに、やっぱりSKEは暗がりのステージから唐突に踊りだしてそのまま暗転、何事もなかったかのように捌けていくパフォーマンスが1番かっこいい。 

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ナゴヤドーム公演2日目のスタートを飾ったのもEscapeだった。石田安奈のドラムに合わせてダンスパフォーマンスから始まった夢の舞台は、SKEらしくかっこよかった。

 

Escapeが長く支持され続けているのは嬉しいなって話でした。

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松井珠理奈と向田茉夏、木﨑ゆりあ

意外にマンゴーの単独センターに小畑優奈が抜擢されてから、SKEは世代交代の風潮にある。運営の本気度と度胸がわかるのは次シングルだけれども、たぶん次も珠理奈以外がセンターを務めるんじゃないかなと思う。

headlines.yahoo.co.jp

(リンクが貼れなかったのでヤフーニュースで)

今、“珠理奈の次のセンター”に注目が集まっている。世代交代、次世代センターが騒がれるたびに、私は“珠理奈とセンターを張ることを期待された人”たちを想う。2013年組閣で誕生したチームSのフロント3人について話したくなる。あの瞬間、ほんのひと時だけSKEの未来を見せてくれた、3人を思い出す。

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松井珠理奈向田茉夏、木﨑ゆりあ。同年代のエースたちがSに集まった。年齢的に松井玲奈が珠理奈よりも早く卒業することを考え、運営はWセンターの片割れ、もしくは珠理奈の両隣に立つメンバーを探していたはずだ。そしてその答えが、新チームSのフロント3人だと思う。

ゆりあは雑誌のインタビューなどでたびたび「珠理奈さんの隣で踊るとSKEとしての血が疼く」と言ってくれていた。ゆりあ、SKEに戻ってきてほしかったな。

当時、SKEの未来の形はチームSにあった。そして、新チームSが行ったRESET公演は、松井珠理奈向田茉夏のWセンターだった。

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センター云々がなくても、私は珠理奈と茉夏の関係性が好きだ。

1期生と2期生。同い年。数字だけみれば、珠理奈にとっては1番身近な存在だったはずだ。茉夏は昔から、珠理奈のことを「じゅっちゃん」と呼んでいた。珠理奈の呼び方問題は、メンバーやオタクともに敏感な問題だっただけに、同い年で後輩の茉夏が「じゅっちゃん」と呼んでいるのを聞くととても安心できた。

同い年だからか、チームは違えど意外と交流が多く、一緒にディズニーに行ったりラーメンを食べに行ったりしていた。

plus.google.com

茉夏ってけっこう無邪気だなーと、メンバーとの動画を見て思う。あっけらかんと笑っていて可愛い。無邪気なところが珠理奈と似ている。珠理奈も茉夏に懐いていて、どちらかというと珠理奈が年下に見えた。

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あの瞬間は、珠理奈の横でセンターを張る茉夏の未来が見えていた。珠理奈と闘うのではなく、珠理奈とともに闘うことを託された唯一のメンバーだと思っている。

結局、茉夏は卒業、ゆりあは移籍。卒業と移籍は防ぎようがないので、これが運命だったと諦めるしかない。

しかし、あの時見た幻の未来は今も私の記憶の中に色濃く残っている。

 

ただの懐古厨の戯言でした。

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ファッション誌の珠理奈

珠理奈が髪を切るきっかけとなった企画である、『ar』の12月号が発売された。

mdpr.jp

こういう雑誌に疎いので、この号が発売されるまでまったく知らなかったが、dマガジンでは『ar』は女性ライフスタイル誌に分類されるらしい。ファッション誌かと思っていた。

事務所移籍してから、心なしかファッション関連の仕事が増えたなあと思う。ファッション誌に出演できるのは、新しいファン層の拡大のためにいいことだ。非オタ層にはあまり知られていないであろう、Escapeやリターンマッチ系の珠理奈は同性に受けそうな気がする。たまによくわからない方向に飛んでいくけれど、男装も似合う。

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「昔けっこう好きだったよ」という非オタの知人女性がまわりにいくらかいるのは、やはり昔のボーイッシュな印象が好まれていたということなのではないだろうか。もちろん逆に、「今の方が好き。なんか女性っぽくなったよね」と言ってくれる人もいる。

珠理奈は色んな需要があるから、ファッション誌もジャンルを絞らず色々出てほしい。可愛い珠理奈も好きだし、大人っぽい珠理奈もボーイッシュな珠理奈も好きだ。だからこそ色んな服を着て色んなメイクを見せてほしい。

アイドルが女性ファンを獲得する大きなきっかけの一つが、女性ファッション誌での掲載だと思う。

www.oricon.co.jp

女性ファンの多い乃木坂は『Ray』や『non-no』などの専属モデルを務めているメンバーが多い。アイドル好きの女の子を取り込むのはライブや握手会で事足りるけど、非オタ女子はファッション誌で獲得していけたらな。非オタ女子は影響力もあるし、その層に高評価だとアイドル自身もモチベーションが上がりそう。

 

増えてきたファッション関連の仕事が新しい層の取り込みにつながればいいなって話でした。珠理奈はショートでもロングでも可愛い。

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握手会について思うこと…アイドルとオタクの距離

巷でファンの言動について物議を醸している。

Twitterで誰かが言い放っていた、「アイドルはファンを選べない」という言葉がひどく印象に残った。

詳細を追っているわけではないので、あまり突っ込んだことは言えないが、私アイドルとファンの関係は“言葉”で成り立っていると思っている。

握手会は触れ合うことが肝なのではなく、言葉のキャッチボールをする場だ(たまに投げたボールが返ってくる前に剥がされることもあるが)。何年通いつめても、どれだけの枚数を投資しても、週に1.2回数十秒しか話せない。

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オタクには様々な形がある。崇拝、ガチ恋、友達、親目線…。なにか一つをとって否定するつもりはまったくないし、色んな応援の仕方があるのがアイドルの面白さだと思う。ただ、一つだけ絶対に忘れてはいけないことがある。

あくまでも相手はアイドルだということ。

友達ではなく、友達みたいなアイドル。娘ではなく、娘みたいなアイドル。彼女ではなく、彼女みたいなアイドル。正直、お互い知らないことばかりだ。推しがどこに住んでいて、プライベートで何をしているかなんてまったくわからない。ましてや、こちらの情報なんてほとんど相手は知らない。私たちが、推しから発信される情報しか知ることができないように、推しもこちらが発信する情報しかしらない。

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私たちがコミュニケーションをとれるのは、お金を払って確保した、切り取られた数秒間の空間だけだ。

私たちは、テレビで、SNSで、イベントで長い時間推しを追っている。だからこそ、「今日は機嫌悪いな」「緊張しているときこういうしぐさをするのが癖だな」とか、なんとなく推しの言動がわかってくる。だから、たとえば珠理奈が全然話を聞いているようにみえなくても、「ああ、今の部はおねむたんなんだな」と理解できるように。それはある程度の流れの中で推しを見ることができているからだ。しかし、推しは私たちのことを数秒間の握手の時間でしか見ることができない。つまり、数秒間の中でオタクが放った言葉のバックグラウンドがわからないわけだ。長い付き合いのオタクは多少なりとも理解されているのかもしれないが、普通は言葉の真意がわからない。推しにとっては、言葉の意味がそのまま伝わる。普段の口癖で放った言葉に深い意味はなくても、相手はそのまま辞書にある無機質な意味のまま捉えることしかできない。

だからこそ、“心無い言葉”として届いてしまう。

もしかしたら、冗談のつもりだったかもしれないし、会場に来る前に少し嫌なことがあって言葉を間違えてしまったのかもしれない。でも、相手はその言葉の意味を補完するほど私たちの人となりを知らない。友人だったら「こういう奴だから」「こういう性格だから」と、自分が知っている予備情報で言葉の意味を再認識できるが、アイドルとオタクの関係ではそれが十分にできない。

だから、アイドルを友達だと思ってはいけない。友達みたいに話せるけどアイドルという認識があれば、心無い言葉をぶつけるオタクも少しは減るんじゃないか。

心無い言葉をぶつけるオタクのほとんどは、悪意なくやっているオタクだと思う。アイドルとオタクの距離感をはき違え、言葉選びを間違えているオタクがほとんどだ。本気で悪意を持ってレーンに並ぶオタクはもう出禁にするしかない。

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私たちには握手会に行くまでのストーリーがあり流れがある。会場で知り合いと落ち合い、ともにレーンに並び、遠くから推しを眺めながら待つ。しかし、アイドルにとっては毎秒毎秒が別の世界だ。「◯枚です」から「お時間です」までの数秒間で初めてお互いが時間を共有でき、アイドルとオタクとして、言葉を交わせる。

アイドルがオタクのことを特別な存在だと思うのはいいが、オタクは自分たちが特別な存在と思ってはいけない。アイドルということを、忘れてはいけない。

 

言葉選びももちろんだけど、自分の立場をもう一度考え直していくべきだなと思ったという話です。

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松井珠理奈の身体能力

今月末、『100%SKE48 Vo.4』が発売される。

なんとなく今までの3冊を読み返したくなったのでパラパラとめくっていたら、Vol.2の『SKE48「闘うカラダ」の秘密』の記事が目に入った。

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記事中で、トレーナーさんが珠理奈について語っている部分を抜粋した。

風見 僕の考えだと、小さい頃に外で遊んできたコは強いんですよ。そこでまず身体の使い方を覚えるので。そういう意味で、身体の使い方が抜群に上手いのが松井珠理奈さんです。彼女があまり怪我をしないのは、そういうところにあるんですよね。

風見 「動け」という指示への反応が速いんです。みんながこのテンポじゃウケゲ内ってなってる中でも、彼女はできる。『Escape』の振り入れをみんなが半泣きになってやっていた時も、中には6時間かけても振りが入らないメンバーもいたんですけど、2時間で終わっちゃいましたね。

たしかに、珠理奈の振り入れの速さはメンバーやスタッフのトークでよく話題になっている。何かの曲では20分で振りを入れたと聞いたけれど…なんだったか。振り入れの速さの理由について、トレーナーさんの分析。

風見 たとえば、パワーリフティングみたいに重いものを持ち上げるには、力を入れるコツがある。彼女の場合、そういうことをちょっと教わったらできちゃうんです。スポーツ医学界でも言われているのですが、身体の使い方次第なんですよね。脳の指令にどれだけ身体が反応するかが重要で。

デビュー当時から、身体能力上位のメンバーとして扱われてきた。若さ、現役学生というアドバンテージは合ったものの、何をやってもそつなくこなしているイメージはある。スポーツ経験者の私が思うに、アスリートには2通りのタイプがある。一つは珠理奈のように、見て、聞いて、五感でイメージを掴んで自らの身体の動きに落とし込んでいくタイプ。ものすごく簡単にいうと、感覚派。もう一つは、理論を理解し、頭で整理してから自分の動きに変換していくタイプ。感覚派とは対にある、理論派。

五感で認識した動きをそのまま自分の身体に落とし込めるか、頭で言語化してから落とし込むかの2タイプだと思っている。

このシーンでは性格とともに、2人の身体能力の違いが出ている。 もちろん、どちらが優れていて、劣っているかではない。前述の2タイプの違いがわかるシーンだということだ。W松井は様々な点で対になっていて面白い。

豆腐プロレスを見ていても、最初に技を教わった段階で形になる程度はこなせているように感じた。あくまでも素人目線なので、プロレスファンには怒られそうだが、少なくとも身体の使い方のポイントは押さえているように感じた。

以前も書いたが、珠理奈は頭脳にしろ身体にしろ、瞬間的な反応力が優れているなとつくづく思う。

 

本当は100%SKE48が楽しみって話がしたかっただけです。

 

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名古屋におけるSKEの価値

先日、名古屋の名城大学で行われた学祭に、SKEが登場した。

事前告知なしのゲリラライブ。日頃からのファンの声援なしでどこまで盛り上がることができるか。 

私はなんでも好きになりやすいタイプなので、TIFなどのイベントで初めて見たアイドルは大体好きになる。アウェイでのライブ後にありがちな、ファンではない人の感想ツイートを片っ端からいいねする取り組みも、全国区のアイドルらしくなくていいなと思う。

現場に居合わせたわけではないのでどの程度盛り上がったのかはわからないが、ツイートや動画を見る限りはいいライブになったんじゃないかなと思う。

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SKEはたびたび名古屋でゲリラライブをやっているような気がする。

ske48matome.net

名古屋はアイドル激戦区と呼ばれている。SKEはもはや全国区のアイドルだけれど、ホームタウンでの盛り上がりは大事にしていきたい。「劇場が栄にあるからSKEを応援する」といった愛知県民の人たちが増えていくと嬉しいなあ。

Jリーグなど、プロスポーツが地方創生となっているように、SKEが名古屋をどんどん盛り上げていけるような存在になってほしい。自分の地元出身の芸能人・アスリートが活躍すると、「あの人私の地元出身なんだよね」とついつい自慢してしまう。SKEからもそういうメンバーがどんどん出てきてほしいし、「SKE劇場の近くに住んでる」「劇場から二駅離れたところに会社がある」など、サンシャインサカエを基準にしてくれるようになったらそれは本当に名誉なことだと思う。

そして昨日、大村知事がこんなことを言っていたそうだ。

ske48matome.net

知事に話がいくということは、行政が絡むほど大きな記念祭になるのか、はたまた選抜総選挙名古屋開催か。名古屋ジャックとかしてくれたら嬉しいなと思う。来年のビッグイベントで地元ファンを増やすのはもちろん、来年のビッグイベントが盛り上がるように今から少しずつ地元ファンを増やしていけたらいいなと思う。

 

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松井珠理奈と山本彩

ここ最近で、やたらとさやじゅりの並びを目にするようになった。

なぜこのタイミング?と疑問に思うけれど、まゆゆの卒業と関係しているのだろうか。

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シンメにさや姉がいたりと、やたらと松井珠理奈×山本彩の構図を煽ってくるような気がする。私は2人の関係性も好きなので、これから起こることへの布石かなと期待してしまっている。

SKEのエース、NMBのエースとして、姉妹グループ同士のライバルと言われることもあり、チームKのWエースとして並んだこともあった。お互いのことをあまり口にはしないが、珠理奈はさや姉を意識している。K公演で2人が並んだ時はバチバチのパフォーマンスを見せてくれた。

さや姉はたかみなとの対談で「刺激を受けている。珠理奈さんが(負けないぞと)そういう思いでくるので出し惜しみなく力を出せる」と語っている。そういった関係をパフォーマンスで表せるのはこの2人ならではの表現だと思う。

松井玲奈の卒業を受けて、SKE専任を決めた松井珠理奈。

渡辺美優紀の卒業を受けて、NMB専任を決めた山本彩。

在籍歴も年齢も異なるが、2人のグループへの愛は変わらない。

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口下手な2人だからこそ、この関係が大きく取り上げられることはないが、2人には総選挙の順位ではなく、パフォーマンスで戦い続けてほしいと思う。K公演は、ただ隣で踊るだけで、ものすごい気迫が伝わってきた。他にはないこの関係性を、なにもないまま終わらせたくない。

どういうわけか訪れたこの流れで、2人が剣を交えるところが見れたらと密かに期待している。もちろん、人気指標や順位なんかではなく、パフォーマンスで。

 

『野蛮な求愛』がめっちゃ楽しみって話でした。

 

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