「珠理奈ってどんな子?」と聞かれた時にどう答えるか
一般から見た松井珠理奈のイメージとはどういったものなのだろう。
「気が強そう」「綺麗」「アイドルっぽくない」……珠理奈に関しては本当に反応が様々だ。
推し補正が入っているのかもしれないが、「老けている」というマイナスワードはあまり出てこなくなった気がする。非オタからみて見た目と年齢が追いついてきたということなのだろうか。
オタクをオープンにしてから、初対面の人に「なんで珠理奈なの?」と聞かれることが多くなった。マイナスな意味ではなく、単なる好奇心で。相手はもちろん雑談程度の気持ちだろうが、こういった質問をされた時はチャンスだと思っている。自分の話を聞いて、少しでも興味を持ってもらえたり、テレビで見かけた時に「そういえば前に語ってたな」と少し意識してもらえるようになるだけで大きな進歩となる。
「何かが好きすぎる人」に、その「何か」の話をさせるとつまらないんだけど、その「何か」のどこが好きなの?と聞くと、めちゃめちゃ面白いぞ。だから本気のオタクは大好きだ。そして自分が好きなものについて聞かれたら、なるべく「どこが好きか」から語る。基礎とか予備知識とかいらん。
— 中野(28日から芝居やります) (@pisiinu) 2017年6月27日
最近答えに窮する質問がある。
「珠理奈ってどんな子?」
「珠理奈のどこが好きなの?」
知らん。全部だ。
なんて信憑性の欠片もない返しはしてはいけない。正直、全部好きだしきっかけとか全然覚えていないけど。こう聞かれた場合、単なる雑談は願ってもいないアピールタイムと化す。しかし、がっついてはいけない。押し売りっぽくなってはいけない。いかにさり気ない雑談っぽく、アピールできるかが重要だ。
しかし松井珠理奈ちゃん。
魅力の引き出しが多すぎてどこをアピールすればいいのかわからず、「全部」とかいう野暮な答え方をしてしまう。
…という流れから、珠理奈の魅力を超主観的かつ冷静に整理し、なんとなく、“ギャップ”なんじゃないかという結論に至った。
推しになる前の珠理奈の第一印象といえば、私の場合は「優等生」「なんでもできる」「美人」といったものだった。まだ幼く、とにかく真面目で、悪く言えば融通がきかないタイプだと思っていた。
しかし、 755やTwitter、SHOWROOMが始まり、インターネット上でのオタクとの直接交流が始まってから、やけにポンコツ感が生まれてきたように感じる。機械音痴な部分があらわになったことが大きいのかなと思う。
握手会よりもより素の顔が見え、「珠理奈も人間だな」ということを認識でき親しみが湧いた。と、ポンコツ具合を露呈したと思えば、ライブで圧巻のパフォーマンスを魅せる。
一度の公演で魅せる感情の振れ幅がすごい。
狙っているのか天然なのかわからないけれど、感情の魅せ方が上手いなあと惚れ惚れする。こんなギャップ魅せられたら誰でも落ちるんじゃないか。表情がコロコロ変わる子は面白いし見ていて飽きない。
「珠理奈のどこが好きなの?」
と聞かれたら、「ギャップ」と答えるようにしてるよって話でした。