SKEオタクをやっていて変わったと思うこと…まとめ記事を読んで
珠理奈のまとめサイトさんにこんなまとめが公開されていた。
前回、オタクをオープンにしたらいいことばかりだった記事を書いた時に、“オタクやってることを尊敬される”ということを書いた。なぜオタクは尊敬されるのだろうか。オタクのいいところってなに?自分がオタク始めてよかったことってなに?という思考に行き着いたので、自分も考えてみようと思った。
SKEオタクをやって変わったこと
行動範囲が広がる・フットワークが軽くなる
東京住みで、今までまったく旅行に行かなかった私が「名古屋は庭」と言い始めた。距離感覚が格段におかしくなった。特別なイベントがあれば、行くか行かないかではなく、どういくかを真っ先に考えるようになった。イベントが決まった時点で、行くことは確定している。非オタの友人にかつて月1で名古屋に通っている話をしたら、「名古屋ってお前が思っているより近くないから」と言われた。一般人からしたらそこそこの距離感らしいが、もう私にその感覚はない。名古屋に行くよりもディズニーランドに行くほうが大変だ。舞浜よりさらに先にある幕張メッセはそこまで苦ではないのはなぜだろう。フットワークが軽くなり、なんでもかんでも遠征をするようになり、財布の底がよく見えるようになったのは想定外だった。
お金の使い方に躊躇がなくなった
いいことでもあり悪いことでもあるかもしれないが、自分が手に入れたいと思ったものには迷わないようになった。アイドルは生ものだと思っている。その瞬間の交流はその瞬間にしか経験できない。「お金に余裕がある時に欲しいと思ったら買えばいい」という考えだったが、コミュニケーションが購買対象になってから躊躇がなくなった。その日の推しには、その日にしか会えない。とにかく機を逃してはいけない。そんな即決即断が功を奏すこともあったし、給料日まで何も出来なくなるなんて窮地に陥ったこともある。
他人の好きなものに寛容になる、興味を持つ
自分が時間と労力をかけて全力で応援する対象ができてから、「アイドルが好きじゃない人は何に全力を捧げているのだろう、なにを生き甲斐にしているのだろう」と、人に興味を持つようになった。自分にはまったく縁のないものでも、相手が熱量を込めた話を聞くのは面白い。周りのオタクは多趣味な人が多く、私も色々と影響を受けている。無類のアイドル好きもいるため、よく現場に連行されたりする。基本的に何でも好きになるタイプなので、すぐに釣られる。
聞き上手になった
ほとんどのオタクに共通すると思うが、私が握手会で心がけていることは、“推しが楽しく話せる、ノッてくれる話題を出すこと”だ。いかに相手が楽しんでくれるか、自分が相手の土俵にあがるのだ。何度も握手会に通うにつれて、日常生活でのコミュニケーションも変化した。今まで、“場を盛り上げるためにとにかく自分が話す”ことを意識していたが、“相手が楽しく話せる空気をつくる”ことを心がけるようになった。そうしていくうちに、「聞き上手」と言われることが多くなった。握手会は偉大だ。
もう一点あげるとすれば、幅広い年代のオタクと交流するようになり、高低差のある話題にもついていけるようになった。世の中には面白い人がたくさんいると言うことも学んだ。学校や職場、近所以外のコミュニティができたことは刺激になっている。
久々にアツい気持ちになれた
SKEだからかもしれない。SKEの上昇期も停滞期も見てきたオタクだからこそ、いいことがあればみんなで喜び、理不尽なことがあれば、みんなで悔しがる。常にオタクに何ができるかを考え、みんな独自に動いている。何かあればみんなで力を合わせる。SKE独特の雰囲気に、自分も何かやってやろうという気持ちになれた。特に最近は、常に文化祭前日みたいな雰囲気がある気がする。とにかくとても楽しい。
そんなところだろうか。
オタクってめちゃくちゃ楽しいよって話でした。
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