珠理奈が“数字を持っている人”になることの大切さ
ウェブメディアでライターをやっている友人から聞いた話がある。
ウェブメディアは、PR会社や代理店が企画したメディア向けの発表会やイベントに赴き、記事を書く。代理店は、メディアがニュースに取り上げてくれそうな企画を考え、運営する。
双方の目的は、以下の通りになる。
ウェブメディア:PVが見込める記事を書く
PR会社:多数のメディアに取り上げてもらう
ここで重要なことは、企画内容はもちろん、キャスティングだ。その瞬間の旬な人が起用されるイベントには多くのメディアが集まる。総選挙後に48グループの卒業生がコカ・コーラの新作発表会に登壇した時は、須藤凛々花の結婚発表のコメントをもらうためにメディアが集まる。メンバーの誰かがスキャンダルを起こせば、48グループの卒業生としてのコメントを求められる。もちろん、本人が話題の渦中にいればなおさらだ。
世間が気になっていること・知りたいと思っていることについて的確に突いた記事を書くことが求められていると私は考えている。
そのために、代理店はメディアが求めているキャスティングをし、メディアは世間が求めている情報を届ける。
メディアとPR会社が共通して求めているのは、“数字を持っている人間”だ。
私は過保護系オタクなので、メンバーの足りない点をあれこれ指摘するのはとても嫌いだ。でも、オタクの力不足ということを踏まえて、珠理奈に足りない点を指摘するとすれば、数字を持っていない点だと私は思う。
根の真面目さや素直さが出過ぎているところがあり、バラエティ向けの少し過激な発言ができないところも原因かもしれないが、私はそれが珠理奈だと思うしそういう損な部分に惹かれている珠理奈推しもたくさんいると思うので、そこは珠理奈らしくいてほしいと思っている。
恥ずかしながら私も、ライターの友人に指摘されるまで意識していなかったのだけれど、珠理奈の記事を拡散しただけで満足していないだろうか。
メディアが求めているのは、サイトへのアクセス数だ。
どれだけ記事のツイートが拡散されても、サイトへのアクセスが悪ければ“数字を持っていない人”になる。
数字を持っていないという印象を持たれると、取り上げるメディアが少なくなる。メディアが集まらなければ、代理店はキャスティングしなくなる。
……恐ろしいループが発生する。
プラスに考えれば、バラエティで珠理奈が出ている回だけ異様に視聴率が上がっていたり、珠理奈のインタビュー記事のアクセス数がよければ、幸せなループが起こる。
ウェブメディアはツイートの拡散率よりもページのアクセス数を重視していること、
テレビの視聴率には録画数はカウントされていないこと。
オタクがやることは、握手会やSHOWROOMで偉そうに説教することではなく、ひたすらに推しが出ているメディアの数字を伸ばすこと。
実際、CoCo壱番屋の仕事は効果が数字に現れたから続いたわけだし、(ココイチで働いていた友人は「つけるだけトッピングつけたくせに残して帰るのがムカつく」とぼやいていたけど)その数字を上げるのはオタクしかできないことだから自信もってコツコツ取り組んでいけたらなと思う。
珠理奈が出ている記事を見かけたら拡散しつつ必ず記事サイトにアクセスしてPVを伸ばそう、珠理奈が出ている番組はできる限りリアルタイムで見ようという話でした。
(総選挙直後に下書きしたものに加筆修正)
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