珠理奈の頑張りをどう支えるか…来年の総選挙に向けて
昨日、こんなことを書いた。
この文章を書いたのは、総選挙直後だった。
3分の2を書き終えて下書きに眠っていたものを完成させて公開したものだ。
総選挙後に、このことを書いたことには理由がある。
珠理奈推しなら毎年苦い思いをしているであろう、総選挙期間中のメディア露出だ。
去年、速報で4位になったと思えば、その後のニュースで取り上げられたのは3位まで。今年、さっしーまゆゆの一騎打ちと言われながらも、ようやく2位の大台に乗ったかと思えば、ダークホースの1位に苦しんだ。
「なんでいつもこうなるんだ」と、胸をかきむしりたいような思いを何度もした。
しかし、その思いと同時に、わかっていた。「世間の関心が珠理奈にない」ということも。
しかし、今回の総選挙のスピーチで、彼女はこう言った。
「そしてこれからの選抜総選挙を盛り上げていける人になりたいと思います」
プロレスに出会い、プロレスのエンターテイメントな部分を知ったからこそ、メディアを騒がせたさっしーまゆゆの2人がいなくなるからこそ、この言葉に重みがあった。
来年、メディアを騒がせるのは私だという強い意志を感じた。
オタクにとっては、珠理奈のストーリー性は周知のものかもしれない。松井玲奈という奇跡のようなライバルがいて、W松井の順位争いは、オタクの中では盛り上がりの一つだったかもしれない。けれど、あの頃は2人の知名度も足らず、珠理奈を奮い立たせた松井玲奈の存在はもうない。
玲奈ちゃんの卒業後、珠理奈が頻繁に「ライバルがほしい」と言っていた。
私は、珠理奈は、周りからの影響をすべてエネルギーに変えるタイプだと思っている。
前田敦子と大島優子、大島優子と指原莉乃、指原莉乃と渡辺麻友。
総選挙のトップ争いには、常に追う者と追われる者のライバル関係があった。
自分を奮い立たせるためにも、総選挙を盛り上げるためにも、珠理奈はライバルを探しているのだろうか。
成人式の撮影後、SKEメンバーを代表して、こう言った。
「今年、SKEは新しいことだったり、ニュースになりそうだなと思うことにたくさん挑戦していきたいので、これからのSKEを目を離さず暖かく見守っていただけたらなと思います」
珠理奈は今、外を向いている。SKEをどう盛り上げるのかではなく、盛り上がっているSKEをどう発信するかを考えている。アイドル的にギリギリなバラエティ向けの発言ができなくても、体を張ったグラビアができなくても(もちろんやらなくていいと思っているけれど)、彼女なりにメディアでのSKEの映り方、自分の映り方を以前よりも強く意識し始めているように感じた。
そんな珠理奈の思いと、総選挙の悔しさを想った時、オタクにできることは、珠理奈を“数字を持っている人”にすることだと思ったから、あの文章を書いた。
私は、珠理奈は48グループの枠を超えてもっと広いフィールドで活躍してほしいと思っている。だからこそ、ここで圧倒的な天下をとる必要がある。投票が始まる度に、速報が出る度に、開票が終わる度に、悔しい思いはしたくない。
オタクが推しに直接できることなんてほとんどない。けれど、推しのために頑張れることはたくさんある。オタクがプレゼントできるのは、数字だ。
票数、握手券の売上枚数、SHOWROOMの閲覧者数、ツイートのRT数、そして、出演メディアのアクセス数。お金をかけなくてもできることだってある。
推しが考え抜いたパフォーマンスで流してくれたニュースでしっかり数字をとる。
それがオタクにできることであり、オタクにしかできないことなんじゃないかなって思う。
こういうのとか。
今回の総選挙を受けて、来年は1位という目標はもちろん、メディアを席巻してほしいという思いが強くなった。オタクもその点に関しては、微力だが力になれると思うし、より多くのオタクが意識すれば、大きな力になる。票集め以外にも推しの力になれるところ、たくさんあります。
要するに、珠理奈やSKEメンが一生懸命考えたパフォーマンスがニュースになったら絶対に数字をとろうという話の続きでした。
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