すたまっく

オタクがオタクらしくオタクだからこそできることを模索しています。

珠理奈に足りないと言われていた“発信力”

珠理奈がついに新日本プロレスのアンバサダーに選ばれた。 

 珠理奈がプロレスにハマったこの瞬間からちょうど1年後、プロレスを仕事にしているということに、運命的なものを感じる。11歳の頃からSKEのために、AKBのために走り続け。普通の学生が送るような青春を捨て、もがきながらも必死にグループだけのことを考えて生きてきたといっても過言ではないはずだ。おそらく、趣味と言えるようなことも特にはなかった。

f:id:j3m1:20171013235212j:plain松井玲奈がSNSを上手く使い、自分の好きなものを発信し仕事につなげているのを見て、「玲奈ちゃんは多趣味だなあ」と思ったし、アイドルから離れられる瞬間があるっていいなと思った。松井玲奈自らがオタクになれる瞬間、アイドルモードをオフにできるスイッチをたくさんもっていることは純粋にいいなあと感じたことを覚えている。

それに対して、珠理奈は常にアイドルモードがオンになっている状態だった。隙を見せず、ずっとアイドルでいてくれた。オタクが「もっと肩の力を抜いてほしい」と思ってしまうほど、誰の前でも完璧だった。

それがプロレスという、我を忘れて楽しめるものに出会ったことで、私が知らない珠理奈の顔を見ることができた。一般客に紛れてテレビに映り込む客席の珠理奈なんて、彼女がプロレスを好きにならなかったら一生見ることができなかったであろう画だ。

f:id:j3m1:20171013225753j:plain

私たちオタクが無理なスケジュールを組んで現場に行くのと同じように、珠理奈が仕事の合間を縫ってプロレスを見に行っている。推しに会うためなら疲れなんてもろともせずに現場に向かう私たちと同じように、疲れていてもプロレスを見に行く。自分たちオタクと同じ一面が垣間見えて、少し嬉しく思う。

プロレスについて話している時の珠理奈は、私と同じただのオタクなんだと思うと、なんだか珠理奈に人間っぽい親近感を感じる。

f:id:j3m1:20170721162538j:plain

けっきょく、アイドルとしてのパフォーマンスを見て、人間じゃなかった…となるわけだけど。

 

また長々と脱線してしまったが、好きを自ら発信し、 数々の仕事をとってきた珠理奈を見ていると、ただのオタクながらに成長を感じて嬉しくなる。

余談だが、私もアイドル好きをオープンにしていたら、それをきっかけに社内で仕事を回してもらえたことがある。好きを公言することは、アイドルだけではなくビジネスにも役立つのかもしれない。

 

昔はよく、「松井珠理奈は自己プロデュース力が足りない」と言われていた。自分が出演する番組の事前告知をしない時がある、プライベートな話題が一切発信されないなどから、謎の多いイメージを持つ人も少なくなかった。

最近はSNSを活用して、自分のパーソナルな部分を出せるようになってきているなと感じるし、グループとしての活動と個人としての活動のバランスがとれている。

 

とにかくアンバサダー就任おめでとうという話でした。

 

▼関連記事

j3m157.hatenablog.com

j3m157.hatenablog.com