すたまっく

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珠理奈がプロレスから得たもの

あいかわらず珠理奈のプロレス愛がすごい。

 珠理奈と一緒にプロレスについて勉強しようと思ったけれど、情熱のスピードにまったくついていけず、私は早々にリタイアした。とはいえ、テレビやAbemaTVでプロレスを見るようになったことは、今まで苦手意識を持っていたことからすると大進歩だと思っているが。

 珠理奈も再三インタビューで語っているが、プロレスに出会ってから彼女に変化が起こった。それも様々な面で。

エース像の変化

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j3m157.hatenablog.com

この辺の話をした時にも少し触れたが、今、SKEは変革期にある。エースに頼らざるを得なかったチームから、全員野球で勝ち取りにいくチームへと変わりつつある。『意外にマンゴー』でのセンター交代、総選挙、大矢真那卒業あたりが重なり、グループ内での自らの役割を再定義したのかなと思っている。その過渡期の中でプロレスに出会い、レスラーたちの立ち回りを見て感じたことがあったのだろう。

今まで、先頭切って背中で引っ張ってきた。エースとして背中を見せてきた珠理奈が、今はメンバーと向かい合い、時にはみんなの背中を後ろから押すような立ち回りに変わりつつある。そして、大切な場ではしっかりとエースの貫禄を魅せる。切り込み隊長のような前線型から、奥でどっしりと構えて待ち受ける大将型に変わったと勝手に分析している。 

パフォーマンスの変化

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求めるエース像の変化とともに、彼女個人のパフォーマンスも変化した。プロレスを見て、「いかに周りを巻き込んで盛り上げるか」ということの大切さを学んだのではないだろうか。ライブでのセットリストを眺めていると、ベテラン勢の精鋭達よりも若手と共演していることが多いように感じるし、自らが先頭を切って圧巻のパフォーマンスを魅せるというよりは、後輩たちを引き立てるようなパフォーマンスをしている。

今年の総選挙スピーチで「来年は1位をとりたい」ではなく、「総選挙を盛り上げていきたい」と言ったことがとても印象に残っている。いつもなら1位になりたいということを1番に主張していたからだ。毎年その言葉を聞き、士気を高めていた私にとっては意外な発言だった。SHOWROOMで泣きじゃくりながら「1位になりたい」と言ってくれた時から私の第10回選抜総選挙は始まっているわけだが、それと同時にスピーチの場で珠理奈が「盛り上げられる存在になりたい」と発言したことも腑に落ちた。来年、彼女はもうチャレンジャーではない。参加メンバーの中でトップランカーとして総選挙を盛り上げなくてはならない。あのスピーチは、彼女の成長と決意をよく表していた。

 プライベートの充実

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これはシンプルに、とにかく楽しそうだ。仕事の合間を縫ってプロレスを見に行く姿は、むちゃなスケジュールで現場を回る私たちオタクとなんら変わりない。アイドルとしてではなく、プライベートで趣味ができたことは本当にいいことだと思う。好きな人が好きなものについて語る姿を見ることがこんなに幸せなことだとは思わなかった。オタクとして、推しに趣味ができたことはとても喜ばしい。

 

人は趣味を持つことでこんなにも変われるものなのかというくらいに、プロレスを好きになってから珠理奈は変わった。

また詳しく書こうと思っているが、好きなことを仕事に取り入れる珠理奈の学習能力が半端ないなという話でした。

 

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