松井珠理奈の身体能力
今月末、『100%SKE48 Vo.4』が発売される。
いろいろ重なって死にそうだけどがんばります。 みなさん、感想とか期待とか要望とか激励を #100SKE つけてつぶやいてください笑 中の人のパワーになります。今回も腹くくって取り組んでます。自分だけのスタイルと物語を!https://t.co/bF2T8tmnqw
— 『100%SKE48』編集部 (@100_ske48) 2017年10月30日
なんとなく今までの3冊を読み返したくなったのでパラパラとめくっていたら、Vol.2の『SKE48「闘うカラダ」の秘密』の記事が目に入った。
記事中で、トレーナーさんが珠理奈について語っている部分を抜粋した。
風見 僕の考えだと、小さい頃に外で遊んできたコは強いんですよ。そこでまず身体の使い方を覚えるので。そういう意味で、身体の使い方が抜群に上手いのが松井珠理奈さんです。彼女があまり怪我をしないのは、そういうところにあるんですよね。
風見 「動け」という指示への反応が速いんです。みんながこのテンポじゃウケゲ内ってなってる中でも、彼女はできる。『Escape』の振り入れをみんなが半泣きになってやっていた時も、中には6時間かけても振りが入らないメンバーもいたんですけど、2時間で終わっちゃいましたね。
たしかに、珠理奈の振り入れの速さはメンバーやスタッフのトークでよく話題になっている。何かの曲では20分で振りを入れたと聞いたけれど…なんだったか。振り入れの速さの理由について、トレーナーさんの分析。
風見 たとえば、パワーリフティングみたいに重いものを持ち上げるには、力を入れるコツがある。彼女の場合、そういうことをちょっと教わったらできちゃうんです。スポーツ医学界でも言われているのですが、身体の使い方次第なんですよね。脳の指令にどれだけ身体が反応するかが重要で。
デビュー当時から、身体能力上位のメンバーとして扱われてきた。若さ、現役学生というアドバンテージは合ったものの、何をやってもそつなくこなしているイメージはある。スポーツ経験者の私が思うに、アスリートには2通りのタイプがある。一つは珠理奈のように、見て、聞いて、五感でイメージを掴んで自らの身体の動きに落とし込んでいくタイプ。ものすごく簡単にいうと、感覚派。もう一つは、理論を理解し、頭で整理してから自分の動きに変換していくタイプ。感覚派とは対にある、理論派。
五感で認識した動きをそのまま自分の身体に落とし込めるか、頭で言語化してから落とし込むかの2タイプだと思っている。
Documentary of SKE48で繰り返し見てしまうシーンが、ここ。アンナ先生が話している時、立ち位置表にたくさんメモをとる玲奈と、メモをとらずじっと目を見て話を聞く珠理奈。2人の性格をよく表している画だと思う。 pic.twitter.com/RFJeaoecqB
— やまと (@ymt815) 2017年10月16日
このシーンでは性格とともに、2人の身体能力の違いが出ている。 もちろん、どちらが優れていて、劣っているかではない。前述の2タイプの違いがわかるシーンだということだ。W松井は様々な点で対になっていて面白い。
豆腐プロレスを見ていても、最初に技を教わった段階で形になる程度はこなせているように感じた。あくまでも素人目線なので、プロレスファンには怒られそうだが、少なくとも身体の使い方のポイントは押さえているように感じた。
以前も書いたが、珠理奈は頭脳にしろ身体にしろ、瞬間的な反応力が優れているなとつくづく思う。
本当は100%SKE48が楽しみって話がしたかっただけです。
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