松井珠理奈と向田茉夏、木﨑ゆりあ
意外にマンゴーの単独センターに小畑優奈が抜擢されてから、SKEは世代交代の風潮にある。運営の本気度と度胸がわかるのは次シングルだけれども、たぶん次も珠理奈以外がセンターを務めるんじゃないかなと思う。
(リンクが貼れなかったのでヤフーニュースで)
今、“珠理奈の次のセンター”に注目が集まっている。世代交代、次世代センターが騒がれるたびに、私は“珠理奈とセンターを張ることを期待された人”たちを想う。2013年組閣で誕生したチームSのフロント3人について話したくなる。あの瞬間、ほんのひと時だけSKEの未来を見せてくれた、3人を思い出す。
松井珠理奈、向田茉夏、木﨑ゆりあ。同年代のエースたちがSに集まった。年齢的に松井玲奈が珠理奈よりも早く卒業することを考え、運営はWセンターの片割れ、もしくは珠理奈の両隣に立つメンバーを探していたはずだ。そしてその答えが、新チームSのフロント3人だと思う。
ゆりあは雑誌のインタビューなどでたびたび「珠理奈さんの隣で踊るとSKEとしての血が疼く」と言ってくれていた。ゆりあ、SKEに戻ってきてほしかったな。
当時、SKEの未来の形はチームSにあった。そして、新チームSが行ったRESET公演は、松井珠理奈と向田茉夏のWセンターだった。
センター云々がなくても、私は珠理奈と茉夏の関係性が好きだ。
1期生と2期生。同い年。数字だけみれば、珠理奈にとっては1番身近な存在だったはずだ。茉夏は昔から、珠理奈のことを「じゅっちゃん」と呼んでいた。珠理奈の呼び方問題は、メンバーやオタクともに敏感な問題だっただけに、同い年で後輩の茉夏が「じゅっちゃん」と呼んでいるのを聞くととても安心できた。
同い年だからか、チームは違えど意外と交流が多く、一緒にディズニーに行ったりラーメンを食べに行ったりしていた。
茉夏ってけっこう無邪気だなーと、メンバーとの動画を見て思う。あっけらかんと笑っていて可愛い。無邪気なところが珠理奈と似ている。珠理奈も茉夏に懐いていて、どちらかというと珠理奈が年下に見えた。
あの瞬間は、珠理奈の横でセンターを張る茉夏の未来が見えていた。珠理奈と闘うのではなく、珠理奈とともに闘うことを託された唯一のメンバーだと思っている。
結局、茉夏は卒業、ゆりあは移籍。卒業と移籍は防ぎようがないので、これが運命だったと諦めるしかない。
しかし、あの時見た幻の未来は今も私の記憶の中に色濃く残っている。
ただの懐古厨の戯言でした。
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