推しのスタンスに合わせる…アンチとの向き合い方
尊敬しているコピーライターの方がこんなことを言っていた。
アンチや反対意見を恐れないことは大切。だからと言って、乱暴に発言していいかというと、それはまったく違う。
— 阿部広太郎 (@KotaroA) 2017年10月9日
アイドルに当てはまることだなと思った。
自分を売って生きている芸能界。好きと言ってくれる人もいれば、嫌いだと罵る人もいる。ネットはどうしても嫌い勢が大きく見えてしまう。
アイドルのアンチへの対応は様々だ。SNSで真っ向勝負するメンバーもいれば、何も触れないメンバーもいる。どのやり方が正しいかなんてことはないし、それぞれが心折れずに活動し続けられるやり方で対応してくれていればいいなと思っている。
私は個人的に、珠理奈やあっちゃんのアンチに対する姿勢はすごく好きだ。
印象に残っているのは、絶滅黒髪少女の髪色を巡ってツイートが炎上した時の、リクアワでの須藤凜々花とのMCだ。
「アンチに反論しないんですよ。小学生から入って、第一線で活躍してきたから、嫉妬の嵐でいろんなアンチが付いたはずなのに」
珠理奈は人への好意はとてもわかりやすくアピールするけれど、まったく敵意を出さない。よく「もっと反論した方がいいよ」と言っているオタクがいるけれど、性格的に無理なんじゃないかなあと思ったりしている。
昔2chで、誰かがこんな感じのことを言っていた。
「珠理奈は自分に向けられる憎悪をすべて吸収し、養分にしている」
私はこの言葉が好きで、今でもよく思い返している。珠理奈はアンチをスルーしているのではなく、すべて受け止め、自分のエネルギーにしている。彼女本人がどう思っているかはわからないけど、私はこの説が好きだ。だからこそ、オタクである私も同じように振る舞いたいと思っている。
好き嫌いは人それぞれと自分に言い聞かせていても、ネットで心無い言葉を見つけると腸が煮えくり返りそうなくらい腹が立つし、徹底的に交戦したくなる。
けれど、推しがこういうスタンスなのだから、オタクも同じスタンスでいるべきだと私は思う。オタクは常に推しに従順でいたい。
アンチへの怒りを上手くエネルギーに変えていこうという話でした。
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