松井珠理奈の努力の才能
芸能人やアスリートへの評価として、“努力か才能か”という基準がある。
そしてその“努力家”も、2つのタイプに分かれる。
最近努力の才能にも2種類あることに気付いた。スポット的な努力の才能と、継続的な努力の才能。前者は瞬間風速的な力でテストや受験も乗り越えてきたような人。後者は短期の結果はでにくいけど何事も真摯に取り組み人生通して努力をサボらない人。
— 村田あつみ(ラブグラフCCO) (@murata_atsumi) 2017年10月29日
高校の時はひたすら前者の人が羨ましかったな…
学生時代を振り返ると、確かに短期集中でテストを乗り切る人とコツコツ少しずつやり続ける人がいた。努力家は、“集中の努力”か“継続の努力”のどちらかになる。
珠理奈には、アイドルとしての才能がある。人を魅了する、人を惹きつける力は天性のものだと思う。同時に、SKEとAKBの2グループを兼任し続け、単純計算で他メンバーの倍のスケジュールで動いていた彼女のパフォーマンスの質が落ちないのは、頭の良さもあるが、努力によるものだ。
結論から言うと、どちらの努力も持ち合わせているような気がするが、その中でもスポット的な努力の才能は群を抜いて優れていると思う。この才能は、兼任によって培われた才能だ。
デビュー当初から、SKEとAKBという2つの時間軸で活動していた彼女は、どちらの練習やリハに十分に参加できていなかった。限られた時間の中で、パフォーマンスを仕上げている珠理奈には、短期間に圧倒的な集中力で課題を乗り切ってきた。
小嶋陽菜「今日はAKBの唯一の話し相手、峯岸みなみが泣く泣く出れなくて、珠理奈はユニットの1曲出てくれたらと思ってたら、昨日覚えてくれたんだよね。本当にありがとう」
— スクランブルエッグ編集長 (@s_egg) 2016年12月28日
小嶋陽菜の特別公演、インフルエンザで欠席した峯岸みなみのポジションを前日深夜に覚え 、一部出演予定だった公演にフル出演した。振り入れに関しては、Escapeを最速で覚えたりと、瞬間的な集中力が高い人だなと思わされる。そういった面からも、スポット的な努力の才能が垣間見える。
以前W松井の話をしたが、松井玲奈は継続的な努力の才能が優れていると思う。後ろ隅のポジションから、自分にできることをコツコツと行い、センターにまで上り詰めた。この2人は努力の形も正反対だ。
珠理奈の振り入れの速さ半端ないなって話でした。
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